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何に使われているか
流山市の決算カード17年度分を見ると、歳出のうち最も大きいのは民生費である。 福祉・子育て・生活支援などに使われる区分で、2008年度の108億円から2024年度の427億円へ、3.9倍になった。 いまでは歳出の49.5%を占める。
支出の性質で見ると、扶助費(法令にもとづいて個人へ給付される支出)が5.6倍になっている。 歳出全体の伸びより速い。
この数字の出どころ
- 素性
- 全数(行政記録)
- 単位
- 円(決算額)
- 時点
- 2008年度〜2024年度/17年度分
- 取得
- 2026-08-14
- 未読
- 9件(金額のセル)
2024年度の内訳
| 款 | 決算額 | 構成比 |
|---|---|---|
| 民生費 | 427 | 49.5% |
| 教育費 | 106 | 12.3% |
| 衛生費 | 106 | 12.3% |
| 土木費 | 75 | 8.7% |
| 総務費 | 53 | 6.1% |
| 公債費 | 46 | 5.4% |
| 消防費 | 34 | 4.0% |
| 商工費 | 9 | 1.0% |
| 議会費 | 4 | 0.4% |
| 農林水産業費 | 2 | 0.3% |
| 労働費 | 0 | 0.0% |
| 災害復旧費 | 0 | 0.0% |
| 諸支出金 | 0 | 0.0% |
| 前年度繰上充用金 | 0 | 0.0% |
決算額は億円に丸めているため、0は1億円未満を表す(真に0円の款と、労働費のように1億円未満だが0円ではない款の両方を含む)。
受け手の頭数は、そこまで増えていない
民生費は2008年度から2024年度で3.94倍になった。 この伸びは「受け手が増えた分」と「1人あたりが増えた分」に割ることができる。受け取る側になりうる年齢層(0〜14歳と65歳以上)は、同じ期間に53,087人から82,012人へ、1.54倍にしかなっていない。 残りは1人あたりの増加で、20.4万円から52.0万円へ2.55倍である。頭数で説明できるのは、伸びのごく一部でしかない。人が増えたから民生費が増えた、という読み方はここで止まる。 なお3つの倍率はいずれも小数第2位に丸めてあるので、 頭数の倍率と1人あたりの倍率を掛けても、総額の倍率にはぴったり合わない。
この1人あたりは、受給者1人あたりではない。民生費には高齢者福祉・生活保護・障害福祉が含まれ、現役世代へ向かう支出もある。 分母に置いた0〜14歳と65歳以上は、受給者の名簿ではなく便宜的に選んだ束である。 分母の人口も、決算カードに載っている人口ではない。年度の翌年4月1日現在の年齢別人口を当てている。 決算カードの基準日は当初の年度末から途中で翌年1月1日に変わっているので、後半の年度では、この2つは3か月ずれている。倍率の大きさを覆す幅ではないが、決算カードと同じ人口で割った値ではない。
決算カードから子育て分だけを取り出すことはできない。上の表のとおり目的別の区分は14款しかなく、 児童福祉費や生活保護費といった内訳を持たないためである。子ども医療費助成もこの民生費の中にあるが、 それにいくら使われたのかは、このデータでは見えない。民生費の伸びを子育ての伸びとして読まないこと。
なぜ1人あたりが増えたのかは、決算カードに書かれていない。制度改正の記載が無いので、ここでは理由を書かない。 書けるのは、伸びの大半が頭数の外側にあるということまでである。
- 素性
- 全数(行政記録)
- 単位
- 人(住民基本台帳)
- 時点
- 2009年・2025年(各年4月1日現在)
- 取得
- 2026-08-13