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なぜ、流山が選ばれているのか。
流山に転入した人の約3人に2人(66.6%)は、他の候補地を一つも挙げていない。流山市が公開している転入者アンケート8年度分・4,135人分を数え直すと、そういう街だった。
出典は流山市のオープンデータ。このサイトは市の公式サイトではありません。
この数字の出どころ
- 素性
- 標本調査
- 単位
- 人(単一選択)
- 母数
- 4,135人
- 時点
- 2018〜2026年度/8年度分・2024年度は欠測
- 取得
- 2026-08-12
いちばん多い年齢が、2回だけ若返った
- 1990
- 2000
- 2010
- 2020
- 2026
2005年 0歳 1,265人
2026年 21歳 1,754人
- 0
- 20
- 40
- 60
- 80
- 100
- 1
- 452
- 904
- 1,356
- 1,808
- 2,260
- 2,712
- 3,164
面の濃さは人数の8段で、帯に書いた数字が各段の下限(人)。0人のマスは塗っていない。この斜めの線が「同じ世代」。2005年に0歳だった1,265人は、2026年には21歳の1,754人になっている。線の上で人数が増えていれば、その世代は外から入ってきている。
各年でいちばん人数の多い年齢は、1990年の42歳から2010年の62歳まで、20年続けて1年に1歳ずつ上がった。例外は1年も無い。若い方へ跳んだのは2011年(62歳→37歳)と2022年(47歳→38歳)の2回だけである。
- 素性
- 全数(行政記録)
- 単位
- 人(住民基本台帳)
- 時点
- 1990〜2026年/37年分(各年4月1日現在)
- 取得
- 2026-08-13
5つの数字から読む
- 流山と迷われた街最後まで比較されていた街の1位は柏市。不動産ポータルの「人気エリア」には出てこない数字。602件
- どこから来ているか転入前の居住地の1位も柏市。近隣市が中心だが、東京23区や海外からの転入もある。277人
- 選ばれた理由の8年間2026年度の首位「通勤・通学が便利」。2018年度は58.4%あった。41.0%
- 転入者の実像一人での転入が過半数。子育て世帯のまち、という像とは少し違う内訳が出てくる。52.7%
- 住んでみてどうだったか転入者アンケートは「なぜ選んだか」までしか語らない。実際に住んだ人で住み心地に「そう思う」(強い肯定)人の割合は、2020年度の26.3%から2025年度は上昇した。31.3%
引っ越しを考えている人が、ここで確かめられること
読者として想定しているのは、流山への引っ越しを迷っている人と、すでに住んでいて自分の街の数字を知りたい人である。不動産ポータルが載せる家賃や間取りはここには無い。あるのは、市が公開している調査と台帳を、年度をまたいで数え直した結果である。実際に流山を選んだ人が何を比べ、何を理由に挙げたか。住んでいる人が住み心地をどう評価しているか。それを宣伝の文句ではなく、回答者の数で読める。問いの形で並べると、次の各ページが答えを持っている。
- 流山を選んだ人は、ほかにどの街と比べたのか候補に挙がった街の上位12市区。柏・松戸・三郷・八潮は、それぞれ1ページで転入元と並べて読める
- 保育園の定員や0歳児の枠は、どの駅エリアが厚いのか10の駅エリアを保育園・避難所・公園で横に比べる。各エリアの全件はエリアごとのページに
- 洪水や地震のとき、近くのどこへ行けるのか指定避難場所と避難所を災害の種類ごとに数えたもの。消火栓・防火水槽・AEDも別ページに
- 住んでいる人は、住み心地をどう評価し、住み続けたいと答えているのか市の達成度アンケート6年分。駅エリア別と居住年数別の内訳も
- 子ども医療費の助成は誰が対象で、これまでどう変わってきたのか20年分の改正を1本の表に。転入理由として効いたかどうかも別ページで確かめた
- 人口は増え続けているのか、増えたのはどの年齢なのか37年分の年齢別人口。自然増の終わりと、転入と転出の差も別ページに
- 市の借金は増えているのか、財政は健全なのか決算カード17年分。残高だけでなく、返済の負担を示す指標と1人あたりの額で読む
- まだ住んでいない人は、流山をどう見ているのか首都圏2,000人へのブランド認知度調査。住みたい街として名前が挙がる度合いと、求められている条件
逆に、ここで答えられないことも先に書いておく。地価・物件の空き、学区と学校の評判、通勤時間の実測、犯罪の発生状況は、市のオープンデータに無いか、あってもこのサイトがまだ扱っていない。転入者アンケートは「なぜ流山を選んだか」を聞いているが、「迷った街をなぜ選ばなかったか」は聞いていないので、比較の理由も復元できない。データを載せるどのページも、数字の出どころと取得日を、出どころ欄とフッターで確かめられる。数字を信じるかどうかは、そこを見てから決めてほしい。
このサイトについて
流山市は転入者に「どこから来たか」「他にどの街を検討したか」「なぜ流山を選んだか」を毎年たずね、その集計結果をオープンデータとして公開しています。2018年度から2026年度までの4,135人分をひとつにまとめ、年度をまたいで読めるように集計し直したのが、このサイトが最初に扱った系統です。ただし2024年度分だけは市がデータを公開しておらず、この集計にも含まれていません。
運営しているのは流山市ではなく個人です。数字の解釈や記事の書きぶりについて市は一切関与していません。元データの内容そのものについては、フッターのリンクから流山市オープンデータカタログサイトで確認できます。
集計済みデータの配布
このサイトが使っている集計値はJSONで配布している。元データは流山市のオープンデータ(CC BY 4.0)で、再配布にあたっても出典の表示が必要になる。
ここまではすべて、流山に住んでいる人の答えである。「外から見た流山」では、まだ流山を選んでいない首都圏2,000人が流山をどう見ているかを数え直した。