Data Report — 転入者の内訳
転入者の実像
流山市は子育て世帯に向けたまちづくりで知られている。では実際に転入してきた人は、どんな人だったのか。8年度分・4,135人の回答を世帯構成と年代で数えると、思っていたのとは少し違う輪郭が出てくる。
- 一人での転入
- 2,178人52.7%
- 20代
- 2,089人50.5%
- 世帯構成の未回答
- 233人5.6%
世帯構成|一人が過半数
2018〜2026年度の合計。総回答者4,135人を1本の帯にして、内訳で区切ったもの。
- 一人
- 2,178人52.7%
- 家族
- 1,708人41.3%
- 三世帯以上
- 16人0.4%
- 未回答
- 233人5.6%
一人での転入が2,178人、総回答者の52.7%。家族での転入1,708人(41.3%)を上回り、未回答を分母に含めたままでも過半数に届いている。年度別に見ても、一人が最多だったのは8年度中8年度で、特定の年に偏った結果ではない。
年代|20代と30代で4分の3を超える
区分そのものに順序があるので、件数の多い順ではなく年代の順に並べてある。濃さも年代の順。
もっとも多いのは20代で2,089人、総回答者の50.5%。次いで30代が1,110人(26.8%)で、この2区分だけで77.4%を占める。流山に来ているのは、圧倒的に若い世代である。
「母(父)になるなら、流山市。」との関係
流山市は「母(父)になるなら、流山市。」というキャッチコピーで知られている。実際、家族での転入は1,708人・41.3%と厚い層で、施策が向けられてきた対象がたしかに転入していることが数字にも出ている。
そのうえで、一人での転入がそれを上回る52.7%を占めている。年代でも50.5%が20代である。どちらが本当の流山かという話ではなく、ブランディングが描く像の隣に、単身での転入という同じくらい大きな層が並んでいるというだけのことである。住まい探しの参考になるのは、たいてい後者のような、あまり語られてこなかったほうの数字である。
未回答の扱いについて
世帯構成の設問には8年度合計で233人(5.6%)、年代の設問には19人(0.5%)の未回答がある。このページの割合はすべて、未回答を含めた総回答者4,135人を分母にしている。設問に答えた3,902人だけを分母に取り直すと、一人の割合は55.8%になる。どちらで数えても過半数であることは変わらない。