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AEDは使える時間か
AEDは置いてあるだけでは使えない。流山市が公開しているAED設置場所190件について、使える曜日と時間帯を数えた。曜日も時間帯も市の原文は自由記述の文字列で、決まった書式に沿っていない。以下の件数は、その文字列を読み取れた範囲での集計である。
この数字の出どころ
- 素性
- 全数(行政記録)
- 単位
- か所
- 時点
- 2023年10月17日
- 取得
- 2026-08-13
終日使えるのは、書式が完全に一致するものだけを数えると28件
時間帯の欄は全角と半角の表記が混在している。全角・半角のゆれをそろえたうえで0:00~24:00(原文は全角波ダッシュ)と完全に一致する行だけを「終日」と数えると、28件になる。残る162件は、この完全一致には当てはまらなかった。
完全一致だけを終日と数えているのは、部分一致で判定すると9:00~24:00のような「24:00で終わる」時間帯まで終日に含んでしまうためである(今回のデータにこの記載自体はない)。9:00~24:00は9時から24時までという営業時間内の記載であって、24時間ではない。ここでの28件は、こうした部分一致を除いた、もっとも狭い数え方での件数である。
ただし、完全一致に当てはまらなかった162件のすべてが施設の営業時間などに限られているわけではない。そのうち6件は、時間帯の欄に「終日」または「24時間」という記載がありながら、書式が0:00~24:00と完全には一致しないために、ここでの28件には数えていない(例: 消防署の「終日」、ごみ焼却施設の「8:30~8:30(24時間)」)。
曜日の書き方は統一されていない
使える曜日の欄も自由記述で、同じ内容でも表記が揺れている。多い方の書き方「毎日利用可能」を「毎日」という表記に寄せて、1つの分類として数えている。
| 曜日の書き方(表記をそろえたもの) | 件数 |
|---|---|
| 毎日 | 83 |
| 月~金 | 62 |
| 月~土 | 29 |
| 火~日 | 6 |
| プール開放期間 | 3 |
| 月~日 | 2 |
表に出したのは件数が2件以上ある書き方だけで、合わせて185件になる。残る5件は、この6分類のいずれにも当てはまらない、1件だけの自由記述か、曜日の欄が空欄のものだった。分類すると1件だけの行が並んで表が読みにくくなるため、ここでは件数だけを示す。
終日と数えたAEDは、ほぼすべてが学校にある
上の完全一致で数えた28件がどこにあるかを見ると、27件は市立の小中学校である。学校でないものは1件、幼児教育支援センター付属幼稚園だけだった。夜間に記載どおり使えるAEDを探すなら、まず近くの小中学校と、次に挙げる消防署にあたることになる。
ただし「学校以外に終日のAEDは無い」とは言えない。上に挙げた6件のうち4件は消防署である(中央消防署・東消防署・南消防署・北消防署)。学校と並べて見ておくこと。加えて、一覧が持っているのは使える時間帯として書かれた記載であって、その時刻に敷地へ入れるかどうかではない。
向きを変えて、避難所の一覧の側から見る。市が指定した避難所である市立小中学校のうち、市野谷小学校(避難所定員618人)・南流山第二小学校(避難所定員750人)の2校は、AEDの一覧に名前が見当たらない。災害のときに人が集まる場所なので、記載があるかどうかは確かめておく意味がある。
これは「AEDが無い」という意味ではない。避難所の一覧とAEDの一覧は別のデータセットで、学校名の書き方もそろっていない(片方にだけ「流山市立」が付く、同じ地名の「ケ」と「ヶ」が違う、といった差がある)。ここでは表記をそろえてから突き合わせているが、それでも市の記載漏れの可能性が残る。時点も同じではない。AEDの一覧は2023年10月17日、避難所の一覧は令和7年1月20日のもので、あとから指定された避難所やあとから置かれたAEDは、古いほうの一覧には載りようがない。この2校にAEDがあるかどうかは、市の一覧からは分からない。確かめるなら学校か市に直接あたることになる。
- 素性
- 全数(行政記録)
- 単位
- か所
- 時点
- AED 2023年10月17日/避難所 令和7年1月20日
- 取得
- 2026-08-13
時間帯の欄が空欄で読み取れなかったものは1件もなく、すべての行に記載があった。AEDの使い方や、個々の設置場所の一覧はここには出さない。元データの時点はデータセットごとに異なる。場所や最新の状況を確かめたい場合は、流山市オープンデータカタログの元データを参照すること。
このページは流山市が公開しているオープンデータを集計した非公式のものであり、市の公式情報ではない。実際の避難行動は、必ず市の公式防災情報で確認すること。
防災の続き
- どの災害のとき、どこへ行けるのか ── 避難場所と避難所
- 火を消す水はどこにあるか ── 防火水槽と消火栓
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